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Jan 08, 2024

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Toshiba Electronics Europe GmbH は、Thermoflagger™ ファミリ初となる 2 つの過熱検出 IC を発売しました。 これらのデバイスを正温度係数 (PTC) サーミスタと組み合わせて、電子システム内の過熱状態を検出し、必要に応じて対策を講じることができます。 モバイル機器、家電製品、産業機器など幅広い用途に適しています。

Thermoflagger™ デバイスは、複数の PTC サーミスタに接続できる、シンプルで安価な低消費電流設計を提供します。 一般的な温度センサーICと組み合わせることで、追加の過熱保護設計を実現できます。

現在、2 つのデバイスが入手可能で出荷されています。 異常検出時のFLAG信号の非ラッチ機能を持つTCTH021BEと、信号のラッチ機能を持つTCTH022BEです。

最新の TCTH021BE および TCTH022BE Thermoflagger™ 製品にはそれぞれ電流源が内蔵されており、特定の温度レベルを超えるとオーム抵抗値を大幅に上昇させる PTC サーミスタと組み合わせて使用​​されます。 PTC 付近の温度が上昇すると、PTCO ピンの電圧が上昇し、その結果 FLAG 信号がアクティブになり、過熱状態が検出されます。 複数のサーミスタを直列に接続することで、複数箇所の過熱検知が簡単に可能です。

製品は、わずか 1.6 x 1.6 x 0.55 mm の小型の標準 SOT-553 パッケージに収められています。 これらは 11.3 μA (標準値) の低消費電流 (IDD10U) を特長としており、PTCO 出力電流を選択できます。 通常、IPTCO は 10 μA で、精度は ±8% です。

動作電源電圧 (VDD) は 1.7 ~ 5.5 V の範囲で、デバイスは -40 °C ~ +125 °C の温度で動作できます。

どちらの製品も、ユーザーはデバイスのサイズや消費電力に大きな影響を与えることなく、電子デバイス全体の過熱検出を簡単に設定できます。

www.toshiba.semicon-storage.com

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